日本メディアによると、東京電力は19日、調査ロボットが福島第一原子力発電所1号機の原子炉格納容器に入って撮影した画像を公開した。
画像を見ると、格納容器底部の滞留水中にバルブや配管があるのがわかる。報道によると、これは2年前の調査と比べて水の透明度が改善されたことを意味する。
今回の調査は、炉心溶融後の滞留水中の核燃料の散布範囲を調べることが目的。うち、透明度は最大の課題である。
報道によると、測定位置は格納容器底部から約1メートルの場所。ロボットを使った測定では、足場付近の放射線量は1時間あたり7.8シーベルトだった。1号機の核燃料はほとんど溶け落ち、原子炉圧力容器を通って格納容器に落ち、格納容器底部の汚水の中にあるとみられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月21日