日本人の「孤独死予備軍」は105万人 大量の介護士が必要

日本人の「孤独死予備軍」は105万人 大量の介護士が必要。

タグ: 孤独死予備軍,高齢化社会

発信時間: 2017-03-21 09:48:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

『日刊SPA!』のニュースサイトが19日に伝えたところによると、日本では身寄りがおらず孤独死という悲惨な運命をたどる高齢者が増えている。この問題においては、先進国の中で日本は特に深刻である。日本の社会研究機構によると、戦後の第二次ベビーブームで生まれた人のうち105万人が孤独死を迎えるとみられる。彼らは年老いて孤立し、社会福祉体制として受けるべき支援と保護を受けられていない。

報道によると、日本人が孤独死するケースは少なくない。1人ぼっちで死に、ガラリとした部屋で遺体に虫が湧き毛髪しか残っていない。ニッセイ基礎研究所の調査によると、孤独死する日本人の数はここ10年で3倍に増加し、現在年間約3万人が孤独死している。30年後には3世帯に1人が単身家庭になり、孤独死はさらに増加するとみられる。経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で、日本は年間の孤独死者数で上位である。それに伴い、孤独死した人の部屋の掃除などを行うサービスも発展している。

また、ニッセイ基礎研究所の調査によると、団塊世代(1940年代末出生)の子女世代、戦後の第二次ベビーブームの時に生まれた40~50歳の人たちも孤独死の脅威にさらされている。うち105万人が「孤独死予備軍」であり、この数字は彼らの親の「団塊世代」の3倍になる。彼らは高齢化社会突入後に最も悲惨な運命をたどる世代である。

日本が「孤独死大国」になったことについて、専門家は次のように話した。日本人が孤独死する原因には社会的な共通性がある。40~50歳の日本人は家族関係の希薄、未婚率の上昇、地域社会の空洞化、不景気により終身雇用されないなどの経済・社会的要素により、安定した晩年生活を送れなくなっている。『日本経済新聞』は、介護問題において、日本は大量の介護士と設備を導入し、目の届かない「盲点」を極力カバーし、一人暮らしの高齢者を支援し孤独死を減らす必要があると論じた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月21日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。