『読売新聞』ウェブ版が伝えたところによると、北太平洋海洋科学機構(本部・カナダ)はこのほど、東日本大震災の津波による漂流物に付着して、日本の近海から北米およびハワイに漂着した海洋生物は約300種に上るとの調査結果を発表した。繁殖力の強いカニやヒトデなども含間れているという
これらの生物の繁殖状況についてはわかっていないが、現地の生態系に影響を及ぼす可能性があるという。
調査は日本の環境省が同機構に委託して2014~16年にかけて実施したもの。調査員は、青森県三沢市から米オレゴン州に漂流した浮桟橋(約20メートル)、北米西海岸に打ち上げられた漁船、ブイなど600点以上の漂流物を調べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月11日