共同通信は24日「海上保安庁は24日、海賊対策や違法操業漁船の取り締まりを想定した合同訓練のため、新潟海上保安部所属の巡視船『えちご』をフィリピンとベトナムに派遣した。出発に先立ち、新潟港で出港式を開催した」と報じた。
第9管区海上保安本部(新潟)によると、フィリピンのダバオ港沖で6月3日に同国沿岸警備隊と海賊対処訓練を実施。16日には、ベトナムのダナン港沖で同国海上警察と違法操業漁船の取り締まり訓練などを行う。「えちご」の乗組員約50人も参加する。
海上保安庁によると、東南アジア各国の海上保安機関の能力向上へ支援を強化しており、日本がフィリピン、ベトナム両国へ供与した巡視船も初参加する予定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月25日