日本の近海で巨大コバルトリッチクラスト見つかる 面積は東京の半分

日本の近海で巨大コバルトリッチクラスト見つかる 面積は東京の半分。

タグ: 日本の近海,コバルトリッチクラスト

発信時間: 2017-06-07 13:31:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本メディアによると、日本海洋研究開発機構、茨城大学、高知大学からなる研究チームは6月5日、千葉県の房総半島の東約350キロの海底でレアアースを含む巨大コバルトリッチクラストを発見したと発表した。その面積は約950平方キロメートルと見られ、東京都の半分に相当する。同研究チームは4月、無人探査機「かいこう」を使い水深約1500~5500メートルの斜面を調査。コバルトリッチクラストは巨大で、斜面をほぼ覆い尽くしていた。また、研究者は厚さ13ミリの岩石を採取した。

同チームは2016年にも本州の南東約2000メートルにある南鳥島沖で同様の岩石の分布を発見している。日本海洋研究開発機構の鈴木勝彦主任研究員は、「今回の発見は海域研究における成因と分布の予測に大きな意味を持つ」と話している。研究員は採取方法などを話し合い、資源採掘の準備に取り掛かるという。

コバルトリッチクラストにはコバルト、ニッケル、白金などの多種のレアメタルが含まれている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月7日

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