女子種目、射撃・ボート・フェンシングに期待
中国は空気銃種目を得意とする。混合団体エアピストル、混合団体エアライフルの追加により、中国が有利になる。道具及び設備のコストが低いため、この2種目の五輪追加は、射撃というスポーツの世界的な普及と発展を強く促進する。また追加されるクレー混合団体トラップも、中国にチャンスと希望をもたらす。
カヌー女子種目とボート女子種目の五輪追加も、中国にとって朗報だ。中国のボート女子種目の全体的な実力は常に世界トップクラスで、追加種目に注力することで新たに金メダルを獲得できる可能性が高い。それから今年の天津全国運動会には、すでにカヌー女子の金メダルが追加されている。
中国はリオ五輪のボクシング女子3種目のすべてでメダルを獲得しており、現在5種目に増えたことでチャンスが拡大した。
フェンシングは団体が復活した。フェンシング男子フルーレ団体、女子エペ団体は中国の得意種目で、東京五輪での活躍に期待できる。
またIOCのバッハ会長は、2020年東京五輪の種目を確定したほか、「IOCは2024年、2028年五輪の開催地を同時に決定することで合意した」と発表した。
この計画はIOC委員が7月11、12日に開く臨時会議の投票によって決まる。
今年9月の第130回IOC総会で、2024年夏季五輪の開催都市に、パリとロサンゼルスのどちらかが投票で選ばれる。2028年の開催申請手続きはまだ始まっていない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月12日