本田自動車は6月7日、世界のメディア向けの「Honda Meeting 2017」を開いた。イベントで、八郷隆弘社長は本田の2030年展望を発表し、2モデルの電気自動車の開発に取り組んでいることを明かした。外国メディアの9日の報道によると、うち1つは中国市場向けで、2018年発売予定。
2モデルの電気自動車は2016年に設立された電気自動車開発部が手がけ、うち1つは中国向けとなる。大都市の環境汚染問題を解決するため、中国政府は新エネルギー車の購入を奨励しており、本田はその勢いに乗ったと言える。
もう1つは今年9月のフランクフルトモーターショーあるいは10月の東京モーターショーで公開され、世界で販売される見通し。しかし、量産車になるか、コンセプトカーになるかまだわかっていないため、発売時期も決まっていない。
本田は2030年までにハイブリッドカー・電気自動車の販売台数を全体の3分の2にするという目標を何度も表明してきた。今年のニューヨークモータショーでは「クラリティ」のプラグインハイブリッド車と電気自動車を発表。2モデルの電気自動車はこのシリーズに仲間入りするとみられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月18日