AIIBに新たなメンバーが加盟 日本の加盟も遠くない?

AIIBに新たなメンバーが加盟 日本の加盟も遠くない?。

タグ: AIIB 投資銀行 一帯一路 香港 トランプ

発信時間: 2017-06-16 16:02:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

香港特区政府は13日、香港がアジアインフラ投資銀行(AIIB)の正式なメンバーとなったことを発表した。AIIBの金立群総裁は、AIIBの加盟国・地域について語った際、2017年には15カ国・地域が新たなメンバーとなる見通しで、総メンバーは85から90の国・地域に達する可能性があると語っている。(作者:張敬偉。察哈尓学会上級研究員、中国人民大学重陽金融研究院客員研究員)

香港地区は、AIIBに加盟した中華圏で2番目のメンバーとなった。中国大陸部と香港地区、AIIBにとっては、「ウィン・ウィン・ウィン」の動きと言える。その理由は言うまでもない。中国はAIIB内での発言権とグローバルな影響力を強めた。香港は加盟によって、世界の金融・融資センターとしての地位を高めることができる。AIIBの規模拡大は、名実ともにグローバルな金融ガバナンス機構となることを意味する。

年内に加盟する新たなメンバーに日本は入ることになるのだろうか。

AIIBと「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)は日本にとって、解き難い二つの大きなわだかまりとなってきた。だが状況はもはや変化し、日本はAIIB加盟に心を動かし始めているようだ。

5日に東京都で行われた国際会議で演説した日本の安倍晋三首相は、中国が推進する「一帯一路」経済ベルト構想について、条件が整えば協力するとの立場を示した。安倍首相は、この構想は潜在的な可能性を持っていると評価し、国際社会の協調を協力条件として挙げた。安倍首相は、「一帯一路」は、「洋の東西、そしてその間にある多様な地域を結びつけるポテンシャルを持った構想」だと語った。「万人が利用できるよう開かれ、透明で公正な調達によって整備されることが重要だ」

日本はこれに先立って、自民党ナンバー2の二階俊博幹事長を派遣し、中国で行われた初の「『一帯一路』サミットフォーラム」に参加させた。安倍首相はその後、中国が主導するAIIBへの参加について積極的な意向を示した。

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