上野動物園でパンダの赤ちゃん誕生 パンダ効果で中華レストランの株価急騰

上野動物園でパンダの赤ちゃん誕生 パンダ効果で中華レストランの株価急騰。

タグ: 上野動物園 パンダの赤ちゃん

発信時間: 2017-06-16 15:49:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の東京上野動物園は12日、中国から日本に派遣されているジャイアントパンダ「仙女」(日本名「真真」)が同日午前、赤ちゃんを出産したと発表した。

上野動物園付近の2軒の中華レストランの株価もこれにつれて急上昇した。東京の各界は、待ちに待ったパンダの赤ちゃんの到来が現地経済を牽引することを期待している。

お母さんパンダも熱心に赤ちゃんを世話

上野動物園の福田豊園長は12日、パンダの赤ちゃんの誕生をとても喜んでいると語った。

上野動物園教育普及課の金子美香子課長は、「仙女」が子どもを抱いたままなので、パンダの赤ちゃんの体重はまだはかれていないと語った。現在、「仙女」と赤ちゃんはいずれも元気で、園側は、人員を手配して24時間態勢で見守っている。

園側の提供した写真には、「仙女」が赤ちゃんをくわえている様子が写っている。「口に入れてしまいたいほど」の溺愛の様子がうかがえる。

金子課長が13日の記者会見で語ったところによると、新生児を育てるパンダのお母さんに対応した経験のある中国の専門家一人が現在、動物園側とともに、「仙女」が赤ちゃんの面倒を見ているか、赤ちゃんが乳を飲んでいるかなどを見守っている。

赤ちゃんに万一問題が出た場合は、中国の専門家が動物園側を助け、「仙女」の胸から赤ちゃんを取り上げ、専門の保育器に入れて世話をする。

園側は現在、「仙女」が自分で赤ちゃんの面倒を見られると判断し、現状のまま見守っていくこととしている。

中華レストランの株価急騰

パンダの赤ちゃんが生まれたことは、上野動物園付近の中華レストランの主人にとってはまたとない知らせとなった。

上野動物園付近の中華レストラン「東天紅」の株価は、パンダが生まれたとの知らせが出るとすぐに急上昇した。パンダの赤ちゃんを見にこれからどれほどの人が訪れ、ついでに中華を味わっていくかを考えれば、評価されない方がおかしい。

上野付近のもう一軒の中華レストラン「精養軒」の株価もほどんど同時に急騰した。

実際には、パンダにまつわる好材料はこれまでも、「東天紅」の株価をたびたび押し上げてきた。「仙女」と「比力」が交配に成功したという知らせが伝わった2月にも、その株価は大きく高まっている。2013年に「仙女」に偽妊娠の兆候が現れた際にも、株価はいったん急騰していた。

中国人観光客の参観も歓迎

「仙女」と赤ちゃんはまだ看護下にあって見物客には公開されていないが、13日には多くの人が雨の中、お父さんパンダに会いに上野動物園を訪れた。

金子課長の13日の話によると、以前の経験に照らせば、パンダの赤ちゃんは半年ほどしてからでなければ公開することはできない。園側は、赤ちゃんの具体的な成長状况に応じて判断することとしている。

「上野動物園は1972年、日中国交正常化を記念するための使者として、『蘭蘭』と『康康』を初めて迎えた。国交正常化45周年という記念すべき時に新たな生命が誕生したことを私たちは大変喜んでいる」と金子課長は語った。

「赤ちゃんはまだとても小さく、中国からやって来た専門家が私たちを手伝っている。赤ちゃんを順調に成長させることが、私たちの現在の仕事の重点。パンダの赤ちゃんが大きくなったら、中国人観光客にも参観してもらいたい」

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月16日

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