上海市で22日、映画「続・深夜食堂」の記者会見が開かれ、日本のプロデューサー遠藤日登思や、監督の松岡錠司、主演俳優の小林薫らが訪中し、会見に姿を現した。当日、中国版の映画「深夜食堂」の監督で主演俳優の梁家輝(レオン・カーフェイ)もスペシャルゲストとして登場し、「紅焼肉(肉のしょうゆ煮込み)」のレシピが書かれた巻物を贈った。
アジア圏で人気を博した「深夜食堂」シリーズは長い間、心温まる作品として、人々から愛され、数々のリメイク作品が制作された。現在放送中の中国の俳優・黄磊が主演の中国版ドラマ「深夜食堂」は、芸能界の多くのスターをキャストに集めたが、その視聴率や評価はいずれも振るわず、視聴者からは「現実味がない」や「広告が多すぎる」といった辛口のコメントが寄せられている。この件に関して、ある記者からの中国版ドラマ「深夜食堂」の制作者と接触やコミュニケーションと取ったことはあるか?という質問に対し、松岡錠司監督はそれを否定し、アジアの国々で「深夜食堂」というこの作品がリメイクされることがあまり理解できないと述べた。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年6月26日