『読売新聞』によると、2020年東京オリンピック開催期間中の宿泊施設不足を解決するため、日本政府は国内外の大型客船を東京湾に長期停泊させ、「ホテル客船」としての営業を許可することを決めた。
日本政府はホテル業関連法令を見直し、東京オリンピックをきっかけにホテル客船の制度を構築し、災害発生時や大型イベントなどでの使用も検討する。
停泊に適した港は東京湾と横浜港。東京湾には1000人を収容できる5万トン以上の客船を停泊できる場所が3カ所、横浜港には6カ所あり、多くの船を長時間停泊できる。そのほか、政府は地元自治体や船舶運営業者のニーズを調査し、客船を川崎港や千葉県の木更津港などに停泊させることも検討するという。オリンピック関係者や外国人観光客だけでなく、日本国内に一般客も宿泊できるようになる見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月30日