「全空母」出動の深い意味とは?
日本が無理やり参加、陣容が拡大
杜氏は「マラバールは以前、米印の二国間軍事演習だった。日本が数年前にこれを3カ国間行動に変えた。実際には日本がマラバールに無理やり参加し、その陣容を拡大した」と分析した。
日本がインドと軍事関係を構築、中国を「封鎖」へ
日本が同地域の軍事演習に割り込もうとしたのは、米国と緊密な軍事関係を構築すると同時に、インドとも徐々に軍事関係を構築するためだ。
日本がインドといわゆる軍事関係を持てば、南中国海で中国を「包囲」する「仲間」が一人増えることになる。日本の「南下」戦略とインドの「東進」戦略において、ベンガル湾とマラッカは結合部になる。日本とインドの軍事関係は、マラバールによって構築できる。そのため今後3カ国の演習のほか、日印が某海域で合同演習を実施することもありうる。こうすれば南中国海での存在感を増すことができ、太平洋地域でインドの力を借り、中国を封鎖する能力を拡大できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月14日