海外に行く中国人旅行客の多くが「おばさん」タイプのツアー客で、彼らは観光地巡りや買い物が好きというイメージが多いのではないだろうか。しかし近年は個人旅行者が増え、中国人観光客に対するイメージを変えている。米調査会社のフォーカスライトが中国人観光客約3000人に実施した調査によると、中国の個人旅行者には次の新たな特徴があることがわかった。
1.個人旅行者は若く、高学歴で、経済条件も良好
調査によると、個人旅行者の89%が18~40歳で、うち25~34歳は41%を占めた。そのうち、本会場の学歴を持ち月収が1万5000元以上の人は77%だった。彼らは英語のレベルが高く、21%が英語で交流できると回答、41%が英語が聞き取れると回答した。
2.旅行プランを短期間で立て、中短期の旅行を好む
中国の個人旅行者は短期間で旅行プランを立てる傾向にある。調査では1~2週間でプランを立てると回答したのは32%、1週間以内は18%。また、3日以内の短期旅行を選ぶ人は34%、4~6日は40%、7日以上は26%だった。
3.旅先の安全を最も重視
調査によると、中国人旅行者の65%は旅先が安全で政治が安定していることが非常に需要だと考えている。また、公害が少ない、環境が良い、風景が美しいなどを重視する人は36%に達した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年7月16日