安倍晋三首相は24日、加計学園問題で閉会中審査を受けた。
前日の23日、連立与党を組む自民党と公明党が支持する候補者が、宮城県仙台市長選で敗北した。東京都議選に続き、自民党は再び大型地方選で惨敗した。
複数の日本メディアの世論調査によると、安倍内閣の支持率は30%を割り込み、「危険水域」に入った。
スキャンダルに陥った安倍首相は自分のことで手一杯になり、自民党の支持率が低下を続けている。野党が虎視眈々とし、新しい政治勢力が台頭している。与党の今後を楽観できない。
健康問題、国民の不満の蓄積により、安倍首相は挟み撃ちを受けている。特に「都民ファーストの会」の台頭により、自民党が分裂し、保守派陣営で内乱が生じている。これは新しい派閥の争いであり、「安倍一強」体制を崩壊させる地震でもあるかもしれない。持病を持つ安倍首相にとって、避けられない苦境であることは間違いない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月25日