「ハロー」も言えない トランプの印象に残った昭恵夫人に思うこと

「ハロー」も言えない トランプの印象に残った昭恵夫人に思うこと。 トランプ大統領は19日、NYタイムズの独占インタビューを受けた際に、安倍昭恵氏が英語で「ハロー」も言えず、言語コミュニケーションに障害があると話した。トランプ大統領は先月のG20サミットの宴会での印象に基づき、このように発言した…

タグ: トランプ G20 宴会 英語 教育

発信時間: 2017-07-26 10:10:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

英語が日本で流行・普及していないことは明らかだ。高級ホテルでも英語が話せるスタッフは少なく、何か質問しようとすればお辞儀をし「はい」を繰り返すだろう。分かったように見えるが、実際には何を言われたかまったく理解していない。空港や駅などへの送迎を担当するタクシードライバーであっても、英語を話せる人はごくわずかだ。北京ならば、少しでも外の世界を知っているドライバーであれば、片言の英語を話せる。少なくとも外国人を困らせることはない。英語が話せる日本の政治家も少なく、一部の人は流暢に話せるが、発音の問題で外国人は聞き取りにくい。

1868年の明治維新から計算するならば、日本の対外開放はもう150年弱になる。日本を訪れたことのある外国人は少なくなく、日本のビジネスマンも世界中を駆け回っている。毎年海外旅行をする日本人は少なくとも1700万人はいる。これほど長期的かつ広範に国際交流しているにも関わらず、英会話はなぜこれほど普及が遅れているのだろうか。

私はこの件について、日本の友人に何度も質問したことがあるが、答えはさまざまだ。まずは日本人の舌が硬く、音域が狭く、26のアルファベットのうち4つの発音ができないという説だ。それから日本の学校は長期的に会話を軽視し、生徒も恥ずかしがり、正確に発音できなければ黙っていた方がましと考えるという説もある。2つの説について筆者は半信半疑であり、説得力に欠けると感じる。

さらに英語の発音をカタカナで表記するせいという説もある。外国語をカタカナで表記するのは、生徒の個人的な行為ではなく、政府の行為だ。これには歴史的な理由がある。日本は外国の先進的な技術の導入を焦り、大量の外来語を吸収し、適切な日本語訳を作る時間もなかった。カタカナで表記すれば、最も手間暇が省ける。この方法は確かに日本の科学技術・経済発展に貢献したが、日本の外国語教育と日本人の外国語マスターに越えがたき壁を設置した。これが良くないと分かりながら、捨てることもできず、踏襲するしかない状況になっている。

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