内蒙古(内モンゴル)自治区の今年上半期のレアアース輸出量は前年同期比1.3倍増の5029.9トン、輸出額は26.5%増の1億3000万元、1トンあたりの輸出平均価格は44.2%減の2万6000元となった。
フフホト税関によると、内モンゴルの2017年のレアアース輸出先のうち、日本が最大の輸出先となった。米国やオランダへの輸出が大幅に増加しており、増加率が最も高かったのはロシア。
フフホト税関によると、内モンゴルの今年上半期の対日本レアアース輸出量は1.9倍増の2510.3トンに達し、同期の輸出量全体の49.9%を占めた。
中国は2015年1月1日と5月1日より、レアアース輸出割当管理と輸出関税を撤廃し、レアアース輸出のハードルを大幅に引き下げた。企業が輸出に意欲的になり、内モンゴルの今年上半期の輸出量が増加した重要な原因となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月13日