日本の安倍晋三首相は13日、インドのグジャラート最大都市のアフマダーバード空港に到着し、モディ首相と日印首脳会談を行った。双方は14日にアフマダーバード・ムンバイ間高速鉄道の起工式に出席し、原子力エネルギー、安全保障などの協定に調印し、地域経済協力を目的とした「アジア・ アフリカ成長回廊」を正式に推進する。
『ヒンドゥ・タイムズ』は、今回の安倍首相のインド訪問で両国首脳は海域の安全、原子力エネルギー、貿易などについて話し合い、中でも日印高速鉄道プロジェクトの起工式への出席が見どころとなると伝えた。これは両国協力の代表的なプロジェクトであるだけでなく、モディ首相任期中の最大の外交成果の1つになる可能性もある。日本の高速鉄道技術の発展は比較的早いが、海外販売の業績は好ましくなく、唯一海外に販売した台湾高速鉄道プロジェクトは赤字が続いている。また、近年はインドネシア、タイの高速鉄道プロジェクトを中国に持って行かれ、日本は経済面だけでなく、地政面も考慮してインドに高速鉄道を輸出し、中国との競争でアジアの主導権を獲得したいと考えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月14日