日本の安倍晋三首相は13日、インド・グジャラート州最大の都市アーメダバードの空港に到着し、モディ首相と日印首脳会談を開いた。インド・日本メディアは今回のインド訪問について、安倍首相が8キロに渡る歓迎イベントで迎えられたことを大々的に伝えた。
インド現地時間午後3時半、安倍首相が乗る専用機がインド・グジャラート州最大の都市アーメダバードに到着した。モディ首相が自ら出迎えた。現地紙『Indian Express』は「モディ首相が故郷のグジャラート州で、海外首脳を迎えるのはこれが2回目だ。当日の早朝より、多くの警官がアーメダバードの各重点エリアを警備した。うち歓迎イベントの8キロに渡るルートは、インド政府の警備の重点となった。このルートでは当日、全面的な消毒作業が行われた」と伝えた。
現地テレビ局「NDTV」は13日、「同イベントはモディ首相による安倍首相歓迎の見どころだ。このようなイベントでインド各地の風景と発展の概況を示すのは、今回が初のケースだ。道路にはショーのため25の舞台が設置され、インド各州の参加者が伝統衣装を身にまとい、各地の文化特色あふれるダンスや雑技などを披露した。現地の数万人の市民も参加した」と報じた。
インドのウェブサイト「SIFY」は「13日には9000人以上の警官がアーメダバードの各要所を警備し、安倍首相の歓迎イベントの安全を確保した。インドはその他のイベント開催地でも警備を強化した。モディ首相は木曜日、安倍首相とグジャラート州の州都ガンディーナガルを訪問する。グジャラート州警察当局は、今回の印日首脳会談のため現地の警備能力をほぼ総動員したと発表した。その他の地域からも2000人の警官が派遣されたという」と伝えた。