日本は近年、さらに周辺の安全環境が日増しに深刻化していると大げさに喧伝し、安倍政権が拡張的防衛政策を続けられるよう後押ししている。日本政府は今月8日、2017年版防衛白書の中で使い古したセリフを繰り返し、いわゆる「中国脅威論」をでっち上げた。安倍首相は事実上、これを口実に批判の多い「積極的平和主義」を正当化させ、国民に集団的自衛権の行使容認を支持するよう働きかけ、自衛隊の能力及び活動範囲の拡張の障害を取り除き、最終的に平和憲法を改正しようとしている。
安倍政権は今日、世界の人々に向けた平和憲法の約束に大きく背き、平和主義からかけ離れた道を歩み続けている。好戦的な軍国主義者が失敗の運命から逃れられないことは、歴史が何度も証明している通りだ。日本は歴史の教訓をしっかり汲み取り、「軍事大国」の迷いを断ち切り、平和的発展の道を守り、隣国との相互信頼を促進し地域の平和と安定を守ることで、真の長期的な安全を手にするべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月21日