日本自衛隊が米軍艦に洋上給油 再び物議に

日本自衛隊が米軍艦に洋上給油 再び物議に。

タグ:米艦防護 いずも 給油 同盟国

発信時間:2017-09-15 10:18:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 共同通信は14日、「日本の自衛隊が今年4月以降、米イージス艦に洋上給油を実施していることが14日、政府関係者への取材で分かった」と伝えた。日本の各界では、国民が知らぬまま日米軍事一体化が推進されることへの懸念が広がっている。

 

 安保法に基づく新任務が明らかになるのは、日本海自が5月に実施した「米艦防護」に続いて2例目。日本政府は関連報道について論評していない。

 

 日本自衛隊の河野克俊統合幕僚長は同日の記者会見で、日本側が日米間の関連協定に基づき米国側に物資を提供していることを認めたが、日本自衛隊が洋上給油を実施したかについては回答を避けた。

 

 日本共産党の志位和夫委員長は同日「安倍政権は平和のため努力すべきであるにも関わらず、自衛隊は国民がまったく知らぬまま米軍艦への洋上給油活動を開始した。この状況は非常に危険だ」と指摘した。

 

 日本海上自衛隊は今年5月1日に「いずも」を派遣し、米海軍の補給艦を防護した。安保法に基づく米軍艦の防護はこれが初。

 

 日本政府は当時、防護任務を正式に認めていなかった。共同通信は、政府が日米軍事動向の公表を控えているのは、地域情勢が緊張化すれば、日本自衛隊が集団的自衛権を行使する危険な事態が生じうるためとしている。

 

 安倍政権は安保法を強行採決し、日本に自ら参戦する可能性を持たせた。安保法によると、日本自衛隊は全世界で活動し、米国などの同盟国の軍事活動を支援できる。これは戦後日本の「専守防衛」の安保政策に、質的変化が生じたことを意味する。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月15日

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