神奈川県横須賀市にある海上自衛隊の基地に停泊している護衛艦「いずも」の艦内で25日、清掃作業をしていた作業員のほか、隊員合わせて11人が一酸化炭素中毒になり、病院に運ばれた。海上自衛隊によると、全員意識はあり命に別状はないという。NHK(電子版)が伝えた。
海上自衛隊によると、25日午前10時半ごろ、横須賀市にある海上自衛隊横須賀基地に停泊していた護衛艦「いずも」の艦内で、汚水タンクの清掃にあたっていた民間の作業員1人が気分が悪くなったと訴えたという。
この作業員を艦の外に出そうとした別の作業員4人と自衛隊員6人も気分が悪くなり、合わせて11人が基地内にある病院に搬送された。11人は一酸化炭素中毒と診断されたが、全員意識があり命に別状はない。海上自衛隊で、11人が一酸化炭素中毒になった原因などを調べている。同艦は現在修理中で、今回の清掃作業もその一環として行われていた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月26日