日本の政界、「第三極」の立憲民主党が急台頭

日本の政界、「第三極」の立憲民主党が急台頭。

タグ:立憲民主党 衆院解散・総選挙

発信時間:2017-10-10 14:31:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日本の安倍晋三首相が衆院解散・総選挙を発表すると、与党と新たに立ち上げられた希望の党の直接対決になると予想された。ところが意外なことに、発足からわずか数日の政党が急台頭し、希望の党を上回る勢いを示している。

 

 この新政党の名称は「立憲民主党」で、野党・民進党の重要人物、代表代行の枝野幸男氏が今月2日に正式に発足させた。同党は3日午前、東京都の選挙管理委員会に、新政党発足の関連文書を提出した。

 

 消息筋によると、立憲民主党にはさらに民進党の複数の重要人物が加わる。元首相の菅直人氏、民進党選挙対策委員長の長妻昭氏、前衆議院副議長の赤松広隆氏らは民進党に離党申請書を提出し、新党に加入する意向を示している。

 

 意外なことに、立憲民主党は「非主流」であるが、ネット上で多くの支持者を集めている。そのツイッター公式アカウントは、開設からわずか数日で6万6000人以上のフォロワーを集めている。その一方で人気があるように見える希望の党は、発足から1週間で約2100人のフォロワーしか集めていない。

 

 立憲民主党の前身である民進党のフォロワー数も2万3000人のみと、約3分の1に留まっている。連立与党を組む公明党は約7万1000人、自民党は11万人。

 

 日本メディアによると、立憲民主党の勢力拡大に伴い、今回の衆院選は「自公」「希望の党と同党に加入した民進党議員」「立憲民主党と日本共産党」の「三極」という競争構造を形成することになる。この3大陣営は改憲、安保関連法、消費増税などの問題を巡り論戦を展開する。



 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月10日

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