日本の衆院選は10日公示、22日投開票だ。1000人以上の候補者が、465議席を争奪する。
衆院解散から2週間内に、日本の政界に激変が生じた。希望の党が急台頭し、民進党が分裂した。各勢力が合流を模索し、駆け引きを展開している。最新の世論調査によると、自民党と希望の党の支持率が高めとなっているが、4分の1以上の回答者が支持政党を決めていないとした。
【無所属が連携】
希望の党への合流、立憲民主党の発足に続き、民進党の勢力に新たな動きがあった。民進党元代表の岡田克也氏が8日に記者会見を開き、無所属で出馬する元民進党議員と連携し、ネットワークを構築し、相互支持・協力すると発表した。
岡田氏によると、岡田氏本人を含め、野田佳彦元首相、江田憲司元民進党代表代行ら元民進党議員約20人が、無所属で出馬するという。8日付朝日新聞は消息筋の話として、民進党の前原誠司代表や、公認に関する希望との交渉窓口になった玄葉光一郎元外相は、このネットワークに含まれないという。両氏は純粋な無所属で出馬する。
自由党の小沢一郎氏らも無所属で出馬する。これにより今回の無所属層が37人に達した。