【混戦を予想】
安倍内閣の野田聖子総務大臣は8日の集会で、自民党は前2回の選挙で「当たり」を引いたと述べた。その勝因は民進党の「失策」であるとし、今回は「厳しい選挙」になると話した。
読売新聞が7-8日にかけて行った世論調査によると、回答者の32%は自民党に投票すると回答した。希望の党は13%、立憲民主党は7%で、公明党、日本共産党、日本維新の会が続いた。回答者の27%は支持政党を決めていない。
希望の党は発足当時に勢いを示したが、その支持率は前回調査時より6ポイントも下がった。希望の党に期待するとした回答者は36%のみで、期待しないの58%を大きく下回った。また小池百合子氏が代表に就任すると、小池氏本人に関する評価も下がった。今回の世論調査で、小池氏は都政に専念すべきとした回答者は71%に達し、前回より9ポイント上がった。
日本メディアは「野党の再編に伴い、今回の選挙は自公を始めとする保守派、希望の党(及び吸収した民進党)と日本維新の会を代表とする改革・保守派、立憲民主党、日本共産党、社民党を代表とする革新派の3勢力の対決となり、激しい混戦が不可避だ」と報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月10日