神戸製鋼の改ざん、日本のイメージを揺るがす

神戸製鋼の改ざん、日本のイメージを揺るがす。

タグ:神戸製鋼

発信時間:2017-10-13 09:34:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本の神戸製鋼が、品質検査データを再三改ざんしていた問題の影響が広がり続けている。日本政府の高官は11日の記者会見で、神戸製鋼を名指しで厳しく批判し、「社会の信頼を取り戻すため最大限努力すること」と指示した。

 

 神戸製鋼は近年では世界最大級の企業スキャンダルに巻き込まれている。しかもこれは日本経済が低迷を続け、「日本」というブランドの地盤が各国との競争で緩んでいる時期に発生した。このスキャンダルは氷山の一角とされており、「メイド・イン・ジャパン」全体の信頼を損ねている。悪い時には悪いことが重なる、典型的な例だ。

 

 神戸製鋼は先進国の成熟した企業であり、日本の「モデル企業」の一つと見ることができる。大きな背景を見ると、ハイエンド市場のコスト及び各種競争の圧力の重みに耐えきれず、自社の地位を支えきれなくなったため、データ改ざんが行われた。これは日本全体の「高き處寒さに勝へざらん」の縮図だ。一種の疲弊や内出血のようなもので、日本の製造業はかくのごとしという印象を与えた。

 

 日本は人口と国土に限りがあり、資源も不足した国だ。前世紀後半の、世界経済で大活躍した時代は、本当に過ぎ去ったのかもしれない。勤勉でこだわり抜く日本人は、当時の世界発展の構造と高度に合致し、潜在力を引き出し脚光を浴びた。日本の地政学的な経済力も、ピークを迎えた。

 

 こだわりを求める真面目な匠の精神、市場を勝ち取る信頼の重視。これは日本が得意とすることだ。日本製品は欧米市場から見下される低級品から、ミドル・ハイエンドの消費圏に突入した。このすべての過程が、世界における日本のイメージを再構築した。

 

 しかしいつからか、偽造や改ざんといったことが、日本社会に浸透し始めた。心を落ち着け自身の改善に努めていた日本は、より高い評価と厚遇を勝ち取ろうとするようになった。こうして不満と浮ついた雰囲気が、日本国内で密かに拡散していった。

 

 神戸製鋼のデータ改ざんは個別のケースかもしれない。日産の無資格者による完成車検査、三菱自動車の燃費データ改ざんも、個別のケースかもしれない。しかしこれらの「点」は遠くから見ると、ある種の論理の線を形成している。日本政治の隠蔽や改ざんとも、緯度のつながりを持っているようだ。日本の袖口が破れ、襟や裾にも破れが見つかったかのようだ。

 

 日本は依然として世界で最も発展した経済国の一つだが、その「神話」はとっくに崩壊している。「日本」というブランドにほころびが出始め、日本の競争力を形成する中核的要素が危機に直面している。日本はもはや、新興経済国には勝てない巨匠ではなくなった。

 

 日本に学ぶべきか、評価すべきか、あるいは同情し憐れむべきかは、何ともいい難い。日本は凡庸に甘んじず、自分の才能と脳力を上回ることをやってのけた。「失われた20年」は、日本が短い間の輝きを留めようと苦しんだ20年だ。日本は非常に複雑な心理を持つ国であり、世界は複雑な態度で向き合わなければならない。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月13日


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