衆院選の結果、どのような影響が?
選挙一週間前の状況分析によると、自公連立与党が過半数の233議席を獲得する可能性が高くなっている。しかしNHKは、選挙後に233議席を上回っても衆院解散前の322議席を大きく下回れば、自民党内で安倍首相を批判する声が上がると予想した。
希望の党が政権交代の目標を達成できなくても、小池氏に親しい勢力が東京都議会から衆院に移ることで、小池氏はその他の政党と合従連衡する有利な地位を占めることができる。
立憲民主党が民進党の理念を引き継ぎ、衆院で一定の議席を占め第3の勢力になれば、選挙後に「安倍一強」の局面を変えることはできないが、野党勢力間で協力を活発化させることになりそうだ。
開票まであと一週間あり、政治の風向きにまだ変化が生じるかもしれない。自公はその地位を順調にキープできるだろうか、希望の党などの野党勢力は逆境を覆すことができるだろうか。双方は慎重に前進し、票集めの基礎を固め続ける必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月16日