日本政府は、明仁天皇の2019年3月31日退位に向けて最終調整を行っている。皇太子が翌日の4月1日に新天皇になり、元号を改める。日本政府は2018年に新元号を発表し、1989年に始まった平成に幕を降ろす。
『朝日新聞』は首相官邸の複数の官僚の言葉として、日本政府は衆議院議員選挙後の11月以降に首相や皇族メンバーらからなる「皇族会議」を開き、天皇の退位日を決定すると伝えた。
日本政府は天皇退位と元号変更の時期について、2つの案を用意している。1つは2018年12月末退位、2019年1月1日改元。もう1つは2019年3月末退位、4月1日改元である。
1月1日に改元すれば、国家機関や民間のシステムの変更などの影響を減らせるが、年末年始は皇室で各種の活動があり、天皇も非常に重視し、2019年1月7日には昭和天皇逝去30周年記念活動もあるため、宮内庁は困惑している。
首相官邸は宮内庁の意向を尊重すべきだとし、4月1日に改元する方向で最終調整を進めている。法律の規定に基づくと、現在の天皇は2019年3月31日に退位し、皇太子は4月1日に即位し、新元号も同日からの実施となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月20日