中国との「共生」こそ日本の生きる道

中国との「共生」こそ日本の生きる道。

タグ:「一帯一路」構想

発信時間:2017-10-19 21:07:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

AIIB顧問 鳩山由紀夫(談)


不正への厳しさと共生の心


  私は習近平主席には、日本に来られた副主席当時からお目にかかっていましたが、主席になってからの手腕には、「虎もハエも叩く」という言葉で、犯罪の大小に関わらず腐敗退治を強く主張するなど、大変力強いものを感じています。今まで中国国内の改革には国が中心となり、地方の官僚も含め大きな指導力を発揮してきましたが、その背後には様々な腐敗が生まれ、放置すべからずと相当強い権力を使われたと思います。さまざまな批判もあるでしょうが、私は決意を断行する勇気を評価したく思います。


    国を統治するために法律があり、その法律を国民が守っていくのは大切なことです。日本がそうであるように、中国も大きく社会構造が変化したため、権力にたかるさまざまな腐敗の構造ができてしまいがちでしょう。それに対して法律で規制する態度を示し、国民にも法の遵守への意識を持ってもらうことは、法治国家の基本だと思います。法には裏表があり、法の目をかいくぐろうとする人々もいますが、それにも厳しくあろうという姿は、優れた指導者だと言って良いと思います。


    最も印象に残っているのは、「一帯一路」構想を世に問われたことで、このような新しい発想を世界平和のために打ち出されたことを、高く評価したいと思います。私は「一帯一路」のフォーラムに参加し、各国首脳の演説を遠くから拝見しましたが、習主席の演説には特に感銘を受けました。

1  2  3  4  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで