中国との「共生」こそ日本の生きる道

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タグ:「一帯一路」構想

発信時間:2017-10-19 21:07:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「一帯一路」構想は一般的に、インフラ整備でユーラシア大陸の国々を中心に連結性を高め、特に発展途上国の経済発展を行うものと捉えられていますが、最大の目的は、経済発展ののちに紛争を未然に防ぎ、地域全体をより平和に導いていくことでしょう。私は常々こうした発想は非常に大切だと思っていますが、習主席は演説で、「一帯一路」構想の五つの目的のうち、第一が平和への道、その次が繁栄だと言われました。そこには経済的な問題解決以上に、地域全体を戦争のない地域に変えるだという習主席の強い意志を感じることができ、直にこの言葉を聞くことができたことを嬉しく思っています。


  私は人生の目的を、平和に幸せに生きることだと思っています。その手段としての経済発展は必要ですが、金融資本主義や市場経済万能主義がまかり通ってしまうと、経済が最優先のように聞こえてしまいます。そして、必ずしもその利益にあずかることができず、むしろ貧困におちてしまう人々が増えてきているのが現状です。そんな中で習近平主席が「『一帯一路』最大の目的は運命共同体で、みなが仲良く暮らして平和になること」と規定されるのは、とても正しい指導者の考えだと思っています。


  私も「東アジア共同体」というものを主張してきました、この提言も習主席が提唱する「人類運命共同体」同様、東アジアの国々があらゆる問題を議論し、対話と協調路線の中で地域全体を平和にしたいという発想からなる、東アジアと東南アジアの諸国を包含する運命共同体構想です。習近平主席の「一帯一路」はさらに大きなユーラシア全体を考える構想で、このように気宇壮大な夢の実現への意思を習主席は持っておられること、また、私の発想と方向性が同じであることに感銘を受けています。

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