貴州省の1人あたりGDPは日本の約15%だが、テスラが走っているだけでなく、繁華街には無印良品やH&M、スターバックスカフェなどの世界的に有名なブランドがあり、中産階層の消費は増加している。
キャノン中国で10年以上業務を行う小沢秀樹副社長・執行役員は、「インターネットの普及に伴い、消費の最新情報が中国の隅々にまですぐに伝わるようになった。中国の消費者は好奇心旺盛で、世界トップレベルの商品サービスを受けたいと思っている」と話す。
日本社会が徐々に形成した消費スタイルの変化とイノベーションの普及が中国市場で飛躍的に発展している。携帯電話が固定電話に代わり空即に普及した。半数以上のユーザーがスマートフォンを使用し、通話の多くをアプリで行う。映画やテレビドラマなどの視聴は、長かったビデオやDVDの時代を飛び越えて一気にインターネット時代になった。
このような飛躍的な革新には「斬新な土地であるため、何にでも挑戦できる」というメリットがある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月20日