『日本新華僑報』によると、日本政府観光局は10月18日、9月の外国人観光客の推計値を発表した。9月の外国人観光客数は228万100人で前年同期比18.9%増、9月の観光客数の最多を更新した。2017年1-9月の観光客数は2119万6400人で、2000万人の大台を最速で突破。
国・地域別で見ると、中国人観光客が最多で67万8300人、前年同期比29.9%増。次に多いのは韓国で55万6900人、29.3%増だった。日本観光庁の推計によると、観光客の消費面では中国大陸部からの観光客が圧倒的に多く、7-9月の消費額は23.5%増の5432億円、外国人観光客の44.1%を占めた。
消費の振り分けを見ると、買い物が最も多く、全体の34.2%を占める4204億円だった。宿泊費は29.7%で3655億円、飲食費は21.1%で2591億円。国・地域別で見ると、欧米諸国の観光客は宿泊面の消費が多く、ロシア人観光客はレジャー面の消費が多い。
ある中国人観光客は、以前は海外旅行は「重大な出来事」で、行ける人は少なかったが、ここ数年は大きく変化し、周りの友人にも海外旅行に出かける人が増えたと話した。これは中国経済が急成長し、海外旅行が叶わないことではなくなったことを意味している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月24日