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発信時間：2017-11-01 11:35:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中韓両国の外交部は31日午前に、公式サイトで同時に次の情報を発表した。双方は両軍ルートを通じ、THAAD（終末高高度迎撃ミサイルシステム）関連問題を巡り意思疎通することを決定した。双方は中韓関係を高度に重視すると表明し、各分野の交流・協力を一日も早く正常な発展の軌道に戻すよう推進することで合意した。

 

　黒竜江省社会科学院北東アジア研究所の笪志剛所長は昨日、環球時報に対して「中韓は両国が関係改善を願うというシグナルを出し、双方の関係改善の前提・原則・最低ラインを示した。また両国首脳の実務的かつ前向きで、未来を見据える姿勢を示した。複雑な北東アジアの地政学的な背景下、中韓関係には好転の兆しが見える。朝鮮の核問題の解決、半島情勢の沈静化などを促進する上で、積極的な影響を生む」と指摘した。

 

　国際メディアは直ちに、中韓関係の新たな動向について分析した。ロイター通信は31日、「韓中両国政府は直ちに行動を展開し、両国関係を正しい軌道に戻らせることで合意した」と伝えた。フィナンシャル・タイムズは「中韓の間には歴史と文化の深い絆がある。韓国外交部と中国外交部は同時に、双方が両国関係を高度に重視するという情報を発表した」と報じた。

 

　31日付産経新聞は「中韓関係の回復は、文在寅大統領が就任以降で手にした最大の外交の成果だ。中韓関係の回復の兆しは、両国の朝鮮核問題をめぐる協力を促す見通しだ。これは年内に日本で日中韓首脳会談の開催を目指す日本政府にとって、積極的な影響を生む」と伝えた。

 

　しかし自制的な日本メディアとは異なり、日本のネットユーザーのコメントは嫉妬心をむき出しにしている。「韓国の中国への歩み寄りは、米日韓同盟への裏切りだ」さらには「中国が韓国に、米国よりも多くの旨味を与えたに違いない」と憶測したり、トランプ米大統領に訪韓キャンセルを呼びかけるコメントもあった。

 「中国網日本語版（チャイナネット）」　2017年11月1日

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