現地時間1日午後1時55分頃、日本石川県小松市の航空自衛隊小松基地に、同基地所属のF-15戦闘機1機が緊急着陸した。小松空港と共用する滑走路が16分間閉鎖され、民間機計3便の発着に最大で21分の遅れが出た。その後の調査により、事故原因がパイロットの「足のしびれ」であることが分かった。
F-15は空自の現役主力戦闘機となっているが、就役年数が長く、機体の老朽化が激しくなっており、故障が近年相次いでいる。
F-15の事故はこれが初めてではない。今年1月には沖縄県那覇基地の空自のF-15が燃料補給後、離陸に備え滑走路に入った。しかし加速後間もなく、前輪が外れてしまった。
空自のF-15は7月26日、離陸時にライトの部品が外れた。この戦闘機は沖縄沖の訓練に向かう予定だった。滑走路上にはガラスの破片と思しき多くの物体が残されていた。作業員約20人がこれを集め、民間機約10機が隣で離陸を待っていた。
空自のF-15戦闘機1機が10月5日、北海道千歳基地からロシア軍の偵察機を監視するため緊急発進した。しかし基地に帰還後、ミサイルについている翼がなくなっていた。飛行中に落ちたとみられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月3日