中日ハイエンド人材交流会、日本からは梶田隆章氏が出席

中日ハイエンド人材交流会、日本からは梶田隆章氏が出席。

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発信時間:2017-11-06 13:55:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 全日本中国人博士協会と駐日本深セン市ハイエンド人材連絡所が主催する「日中科学技術交流東京フォーラム」が5日、日本医科大学で開かれた。ノーベル物理学賞受賞者、日本の物理学者・天文学者の梶田隆章氏が出席し、基調演説を行った。


 駐日本深セン市経済・貿易事務所の于智栄首席代表は式辞の中で「革新は現在の世界の流れになっているが、人材はその中心要素だ。深センは現在の革新の流れで、有利な地位を占めている。我々は海外のハイエンド人材に情報・資源サポートを提供する自信と能力を持つ。今回のフォーラムは専門性と科学研究水準が高く、中身が豊富かつ広範で、知識の祭典だ」と述べた。


 東京理科大学学長の藤嶋昭教授は、「研究の楽しさ、科学の偉人と中国の古典に学ぶ」と題した演説を行った。藤嶋氏は生活と自然の中でよく見られる現象を取り上げ、科学研究の面白みがどこにあるかを分かりやすく、深く説明した。また藤嶋氏は、偉大なる科学者は一般的な学者に対して大きな影響力を持っているため、先人を模範とし、その真剣な態度と苦しみに耐え研究する精神を学ぶべきだと話した。また藤嶋氏は中国の古典文化に興味を持っており、学術交流のため頻繁に訪中している。藤嶋氏は『科学者と中国古典 名言集』の編者として、日本語で『論語』などの中国の古典を説明し、中国の伝統文化における真剣な学習精神を日本に紹介している。


 梶田氏はニュートリノが質量を持つことを発見し、2015年にノーベル物理学賞に輝いた。梶田氏は今回のフォーラムで、関連する研究成果と応用の意義を説明した。


 中日両国の博士・学者ら100人以上がフォーラムに出席した。全日本中国人博士協会の滕勁兵会長は記者のインタビューに応じた際に、「協会の主旨は『実務・創造・架け橋・貢献』で、文化と分野をまたぐ研究と交流の場を構築する。国際的な学者の育成に力を入れ、自らの力を発揮し社会に貢献する」と述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月6日


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