インターネット上で話題になっているアパホテルの騒動に新たな進展が見られた。記者が13日16時頃に中国のQ&Aサイト「知乎」にログインしたところ、「知乎」ユーザーの王瑞揚氏の回答の下に「去哪児網」の公式アカウント「去哪児攻略」の「東京のアパホテル事件が報道されてから、去哪児網はすぐに日本のアパグループの70軒以上のホテル情報を削除したが、2軒(大阪と東京のアパホテル)は登録時にブランド名を記入していなかったため、削除されず残ってしまった」というコメントを確認した。去哪児網はすでに情報を修正し、2軒のホテルを削除したという。
『環球時報』の記者が13日に再び「去哪児網」や「美団」などの旅行情報サイトを確認したところ、アパホテルの情報は全て削除されていた。
「知乎」ユーザーの王瑞揚氏は以前、「アパホテルが書籍を撤去しないと表明したことをどう見ているのか。数カ月が経ち忘れてしまったのか」という質問に回答。王瑞揚氏は11月12日に「去哪児網でapaと検索すると、東京と大阪のアパホテルが検索された」と書き込んだ。
これについて、共青団中央のミニブログは13日、王瑞揚氏の文章を引用し、事件から10カ月が経ち、中国国内の予約サイトはアパホテルの予約サービスをひっそりと再開していると明かした。王瑞揚氏も「その通り、みんな本当に忘れてしまった」と書き込んだ。関連ニュースの下のコメント欄には、企業のやり方を非難する怒りのコメントがある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月14日