ソフトバンクは各分野に参入か
分析によると、ソフトバンクが興味を示すのは通信会社だけではない。同社は1981年の創立時はまだ日本の通信会社の携帯電話部門に過ぎなかったが、その帆に通信大手のボーダフォン日本法人を買収した。しかし、韓国のCEOは世界のほかの地域に目をつけていた。WisdomTree日本法人のジェスパー・コルCEOは、孫正義氏の行動により、ソフトバンクは日本で独特な会社になり、国内外で勢いを持ったと語った。
日本の保守的なビジネス界のリーダーと異なり、60歳の孫正義氏はこの動きを阻むよそ者だと言われている。米国のカリフォルニア大学バークリー校を卒業したベンチャー投資家の孫正義氏は、米国のベンチャー投資とインターネット投資にも手を出した。
ソフトバンクの競争関係にある企業に投資するという行動は独特だという見方もある。しかし、米国の配車業者はそうではなく、Uberに投資するベンチャー投資家は普通、そのライバルのLyftには投資しない。孫正義氏にとって、投資は最大の価値を得るためにすぎない。同社は日本で多くの吸収合併をし、合併を通して勝利を得ようとしている。
ソフトバンク保険は「快的打車」への投資を通して中国最大の配車アプリの株式を取得した。快的打車は2015年にライバルの滴滴打車と合併し、その後にUberの中国事業を買収し「滴滴出行」に改名した。ソフトバンクはUberへの出資を通し、アジアと西側の配車大手の株式を取得しようとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月14日