日本の「H3」ロケット、メインエンジンが公開

日本の「H3」ロケット、メインエンジンが公開。日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、南種子町の種子島宇宙センターで、2020年の初飛行を目指す次期主力ロケット「H3」のメインエンジン「LE9」を報道陣に公開した…

タグ:初飛行 ロケット エンジン 実験

発信時間:2017-11-16 15:16:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 

 日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、南種子町の種子島宇宙センターで、2020年の初飛行を目指す次期主力ロケット「H3」のメインエンジン「LE9」を報道陣に公開した。現行の「H2B」などに使われるエンジンより部品点数を2割ほど減らし、コストを削減。一方で燃焼ガスを送り出す量を増やし、推進力は約1.4倍という。共同通信が14日に伝えた。

 

 LE9は全長約3.75メートル、ガスを噴射するノズルスカートの直径が約1.8メートル。重さ2.4トン。JAXAによると、4月下旬から7月中旬にかけて1号機で燃焼実験を計11回行い、起動や停止の際にも不具合はなかった。2号機は耐用性試験を推進する。今後はさらに2基の同類エンジンを製造し、試験を繰り返し改良していく予定。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月16日

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