日本政府は14日、沖縄県と県民の反対を顧みず、同県の在日米軍新基地候補地に建材を運び込み、移設作業を推進した。
同日午前10時20分頃、砕石を積んだ大型船舶が名護市辺野古に停泊し、新基地建設に用いられる護岸砕石を運んだ。その後、数台のトラックがこの砕石を、キャンプ・シュワブ内に運搬した。
スムーズな運搬を保障するため、海上保安庁はゴムボートで警戒に当たった。砕石運搬中、憤る市民が警戒エリア外のボートから大声で抗議した。
在日米軍の7割以上が沖縄県に集中しており、在日米軍の兵力約5万人のうち3万7000人が沖縄に駐留している。軍旗墜落などの安全事故と、米軍による犯罪が時おり発生し、県内では米軍基地立ち退きの呼び声が高まり続けている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月16日