日英が部隊交流協定の協議を決定、「準同盟国」に?

日英が部隊交流協定の協議を決定、「準同盟国」に?。日英両政府は来年より、日本自衛隊と英軍が互いの国で円滑に活動できるようにするため、「訪問部隊地位協定(VFA)」の締結に向けた協議に入ることを決定した…

タグ:自衛隊 同盟国 防衛 手続き

発信時間:2017-11-28 16:03:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日英両政府は来年より、日本自衛隊と英軍が互いの国で円滑に活動できるようにするため、「訪問部隊地位協定(VFA)」の締結に向けた協議に入ることを決定した。英国は豪州に続き、日本と同協定の締結を目指す国になった。

 

 27日付読売新聞によると、日本政府は「準同盟国」と位置付ける英国との防衛協力を拡大しようとしている。来月14日にロンドンで開かれる外務・防衛閣僚会合(2プラス2)で共同訓練の強化を確認し、来年中に協議入りするという。

 

 現行の規定によると、英軍は日本国内で自衛隊と合同訓練が可能だが、手続きが煩瑣だ。同協定の締結後、武器弾薬の入国許可などの手続きをなくし、手続きを簡略化できる。同協定はさらに、両国部隊の人員が相手国で事故や犯罪を起こした場合の、法律適用の問題についても明確にする。

 

 日本は近年、英国や豪州などとの軍事協力に力を入れている。航空自衛隊は昨年10月から11月にかけて、英空軍と青森県三沢基地で初の合同訓練を行った。これは日本が初めて米国以外の国と、日本国内で行った合同訓練だ。安倍晋三首相と英国のテリーザ・メイ首相は今年8月31日に東京で会談し、安保協力に関する日英共同宣言を発表した。安倍首相は当時「英国はアジア太平洋安全保障の重要なメンバーだ」と述べ、二国間・多国間合同訓練を強化すると表明した。

 

 日本と豪州は2014年に同協定の協議を開始したが、現在も締結されていない。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月28日

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