日本メディアは、『論語』などの四書五経から『史記』などの中国古典を代表する文献文献『新釈漢文大系』(明治書院)までの全120巻が、日本で2018年5月に『白氏文集 十三』が出版されてから完結すると伝えた。
『日本経済新聞』ウェブ版が伝えたところによると、1960年に第1巻『論語』が発行されてから58年間で、思想、歴史、文芸などの分野を収録した中国古典文献計160万冊が発行された。これらは研究者や歴史愛好家、作家から愛されている。
報道によると、日本の漢学者約150人が編集に携わったが、その半数以上が完結前に世を去った。かつて編集を担当した漢学者の内田泉之助氏は1960年の季刊第1号に掲載された寄稿文に、「世界最後の全文の漢文注釈書の出版になるだろう」「どの本も日本の伝統文化を培った基礎漢文典籍だ」と記した。叢書には現代日本語の訳文のほか、詳しい語句説明もある。シリーズは叢書計120巻と附巻1巻からなり、各巻の価格は7128~13500円。
明治書院は2019年5月に『新釈漢文大系 詩人篇』全12巻を発行する予定で、中国の代表的な詩人13人の作品を収録する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月3日