日本貿易振興機構(ジェトロ)が中国主要都市の中・上層階級の人を対象に実施した最も行きたい国に関する調査で、日本が1位になった。2013年の調査開始以来、日本が1位になったのは初めて。昨年1位の米国は今年は2位だった。分析によると、中日関係の改善が主な理由で、訪日中国人観光客の日本に対する評価が高く、口コミが伝わり、多くの中国人を引きつけたとみられる。
調査は8月に実施し、北京、上海、武漢など中国6大都市の月収5000元以上の20~49歳の中間層・富裕層を対象に計1224部の回答を集計。「今後行きたい国」という質問に対し「日本」と答えた人は40.2%だった。続いて米国(39.9%)、イタリア(37.4%)の順に多い。「行ったことがある国」でも日本が61.1%で1位だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月14日