日本の共同通信社の13日の報道によると、大阪市の吉村洋文市長は同日の幹部会議で、米サンフランシスコとの60年にわたる姉妹都市関係を解消することを決めたと明かした。吉村市長はメディアに対し、「慰安婦像の設置は信頼関係を壊し、姉妹都市関係を解消せざるをえない」と述べた。
大阪市議会は12日、サンフランシスコが慰安婦像を公共物として受け入れたことについて反対決議を採決し、大阪維新の会、自民・公明両党らの多数の賛成票を獲得した。また、政府に慰安婦像の撤去を働きかける意見書も採択された。
報道によると、サンフランシスコのエドウィン・リー市長が12日に病死し、吉村市長は「市長がいない時に重要な通知を出すのは不公平」との見解を示し、新市長が就任する来年6月以降にサンフランシスコに通知するとした。11月22日、エドウィン・リー市長は市議会の決議に署名し、市内に設置された慰安婦像を公共物として受け入れることに同意した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月14日