日本の「第3の開国」、中国は要警戒

日本の「第3の開国」、中国は要警戒。

タグ:平和 条約 政権運営 新時代

発信時間:2017-12-28 15:02:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 次に、日本は「第3の開国」という新時代を迎えようとしている。安倍首相は、いわゆる「第3の開国」を実現すると発言した。初の開国は明治維新で、日本は軍国主義の道を歩んだ。第2の開国は第二次大戦後に日本が平和的発展の道を歩み、「国権の発動たる戦争を放棄する」現行の憲法を受け入れたことだ。第3の開国は、安倍首相による憲法改正を意味する。安倍首相は憲法改正の推進に力を入れており、2020年東京五輪までに完了すると述べている。

 

 安倍首相は2021年9月まで政権運営を続け、日本の憲政の歴史上、任期が最長の首相になる可能性がある。そこで安倍首相は野心あふれる第3の開国を論じている。日本の憲法、国の政治の方針が変わろうとしていることに、世界の人々は注目すべきだ。これは秘密ではなく、安倍首相は何度も発言しており、すでに条件も整っている。

 

 それから、日本の防衛予算は6年連続で増加している。特にこの3年間は、高い増加率を示している。防衛予算とは実際には国防予算であり、主に中国を念頭に置いている。安倍首相は「中国の脅威」と朝鮮の核ミサイルの脅威を誇張しているが、これは国防予算増額の口実にするためだ。

 

 中日両国は地域の平和と安定の維持、国際核不拡散体制の維持、新しい安全の課題への共同対処などの面で共通の利益と責任を持つ。安倍首相が来年、実際にどのような動きを見せるか、中日関係が改善されるかについては、これからも注目が必要だ。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月28日

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