『西日本新聞』は1月1日、2012年初めから17年上半期までに、日本の航空自衛隊で117件の部品落下事故が発生し、その約半数が飛行中に発生したと伝えた。
落下した部品の多くがねじなどの小さなものだが、2013年には新田原基地所属のF-4戦闘機から重さ4キロのナイロンロープが落下、2014年には北海道の千歳基地所属のF-15戦闘機から排気ノズルが落下している。航空幕僚監部は、「これまでに負傷者や家屋損壊の報告を受けていないが、落下物には重さ4キロに達するものもあり、重大事故につながりかねない」と話した。専門家は早急に対策を講じるよう呼びかけている。
また報道によると、落下事故があった半数近くがF-15戦闘機で、同機は航空自衛隊が最も多く装備する戦闘機である。そのほか、F-4戦闘機でも35件の部品落下事故が発生している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月3日