ソウル市長、「慰安婦問題の再交渉は不可避」

ソウル市長、「慰安婦問題の再交渉は不可避」。韓国は昨年12月27日、慰安婦問題をめぐる日韓の合意に関する検証結果の報告書を発表した。同報告書は、慰安婦問題をめぐる交渉は朴槿恵前大統領の腹心が主導しており、中心的な内容は終始秘密裏にまとめられたと指摘した…

タグ:慰安婦 報告書 検証 合意

発信時間:2018-01-04 16:33:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 韓国の朴元淳ソウル市長は、日韓の慰安婦問題の再交渉は不可避だと述べた。海外メディアが伝えた。

 

 韓国は昨年12月27日、慰安婦問題をめぐる日韓の合意に関する検証結果の報告書を発表した。同報告書は、慰安婦問題をめぐる交渉は朴槿恵前大統領の腹心が主導しており、中心的な内容は終始秘密裏にまとめられたと指摘した。

 

 また同報告書によると、韓国政府が元慰安婦支援団体を説得するといった「裏合意」があったという。

 

 朴市長は合意を批判し「すでに政府間で合意したものであり容易ではないが、国民の意思を代弁していないものをどうやって認めるのか」と指摘した。

 

 朴市長は、2015年の合意には不備があるとして、「国民が受け入れられる新たな合意が必要」と強調した。

 

 文在寅大統領は政府に対して、新たな対策を講じる指示を出した。大統領府高官は昨年末、新たな方針について「被害者の意見を聴取する必要があり、来年1月上旬にも決定する見通しだ」と話した。

 

 日本の河野太郎外相は昨年12月19日、東京都内の飯倉公館で韓国の康京和外相と会談した際に、慰安婦問題の最終的な解決を確認した2015年の日韓合意を着実に履行するよう求めた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月4日

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