沖縄県うるま市の伊計島の浜辺に、米軍普天間飛行場のヘリコプター「UH1」が不時着した。米軍は7日午前よりプロペラを外し、ヘリの撤去作業を開始した。機体は8日午前、米軍の別のヘリにつり上げられて現場から撤去された。日本側からの情報によると、米軍は10キロ離れた米軍ホワイトビーチ(うるま市)に運ぶと説明している。朝日新聞が伝えた。
同機はは米軍普天間飛行場所属。6日午後4時過ぎ、最も近い民家から約100メートルの伊計島南東の浜辺に不時着。幸いに死傷者は出なかった。米軍は沖縄防衛局に、回転翼の異常を示す警告灯が点灯したため予防着陸したと説明した。
伊計島は那覇市の北東約40キロに位置し、沖縄本島とは橋で行き来できる。2017年1月20日にも普天間の別の機種のヘリが農道に不時着する同様のトラブルがあった。
うるま市の島袋俊夫市長は7日、現場視察後にうるま市政府を訪れた中嶋浩一郎沖縄防衛局長と面会し、関連状況を伝えた。島袋市長は、米軍機の事故やトラブルが「あまりに多すぎる」と抗議し、再発防止を要請した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月9日