2017年の訪日客数が5年連続で過去最高を更新し、2016年に比べ約2割増の2800万人強になったことが分かった。日本経済新聞が伝えた。
訪日客のうち、韓国や中国などのアジア勢が主力軍となっており、全体の8割を占めている。訪日客の増加率は2017年1−11月で、韓国が前年同期比41%、ベトナムが31%、インドネシアが30%、中国香港が23%、中国本土が14%。
アジア勢のほか、欧米からの観光客も増えた。2017年1−11月は米国が11%、英国、フランス、ドイツ、イタリアなどの欧州勢が5−7%増えた。
統計データによると、訪日客の2017年の消費額は4兆円を突破した。アジア勢の買い物に加えて、日本の伝統文化や体験を楽しむ「コト消費」の需要も増えた。
日本政府は2020年までに訪日客数を4000万人にする目標を立てている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月16日