中国外交部(外務省)の陸慷報道官は15日の定例記者会見で釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題について、日本側のいわゆる申し入れは受け入れないと述べた。
【記者】日本政府は10、11両日に釣魚島接続水域に進入した潜水艦が中国海軍のものだったことを、すでに確認した。日本外務省は先週金曜日、程永華駐日中国大使に抗議した。これについてコメントは。
【陸報道官】すでに中国国防部(国防省)報道官が当時の現場の状況について詳しく述べた。私も先週、釣魚島問題における中国政府の立場を表明した。
あなたの言う潜水艦の状況について、私は把握していない。だが釣魚島問題について、日本側のいわゆる申し入れを中国側が受け入れることはないということは言える。
釣魚島問題における中国側の立場は明確であり、釣魚島及びその附属島嶼は中国固有の領土だ。この立場に基づき、すでに中国側は日本艦艇が中国の釣魚島接続水域に進入したことについて厳正な立場を表明した。
われわれは日本側に対して、釣魚島問題でもめ事を引き起こすのを止めるよう求める。2014年の4つの原則的共通認識の精神に従い、中国側と同じ方向に向かい、両国関係の改善と発展のために実際の行動で努力するよう求める。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年1月16日