中国外交部の華春瑩報道官は1日、定例記者会見を開いた。日本の産経新聞の記者からは、次のような質問があった。
あなたが30日に中国外国人記者クラブ(FCCC)の報告書について発言した際に、報告書の内容に賛同する記者は挙手をと求めたが、当社の記者は当時出席していなかったので、いま改めて報告書に同意を表明する。これは私たちが報告書の指摘する状況を実際に経験しているからだ。中国側が関連状況を改善することを心から願う。これは私たちの同問題に対する立場だ。
華報道官は次のように回答した。
あなたが毎日記者会見に来ているかは知らないが、ただここ数日は来ていなかったようだ。今日このような質問を受け、あなたが善意を抱いていないことが分かった。駐中国外国人記者は600人以上で、FCCCに何人所属しているかは知らないが、間違いなくあなたはその一員だろう。私に異論はない。ただ一つ聞きたいが、その他のメディアはこのような問題を経験しておらず、外国人記者600人余りのうちなぜ産経新聞の記者だけそのような感覚を持つのだろうか。産経新聞のやり方を反省すべきとは感じないか。問題が生じた際に、圧倒的多数のメディアが中国で順調に生活を続け、取材を行っているのは見ての通りだが、なぜあなたたちだけが問題ありと感じるのか。これは自分で深く反省する必要があるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月2日