共同通信によると、日本政府は7日を「北方領土の日」としている。安倍晋三首相は同日、東京で開かれた「北方領土返還要求全国大会」に出席した。今年5月の訪露計画について言及した際に、「戦後72年が経過してもなお平和条約がないのは異常な状態だ。何とかこの状況を打開しなければならない」と述べた。河野太郎外相は7日、北方四島(ロシア名・南クリル諸島)での軍事演習について、外交ルートを通じロシア側に抗議したと表明した。共同通信によると、北方四島の共同経済活動を実現するため、日露は6日に東京で外務次官級協議を行ったが、軍事演習の問題については言及されなかった。河野外相は「軍事演習の事実を確認したのは、協議が終わってからだった」と述べた。
ロシア・タス通信社の7日の記事によると、ロシア東部軍管区は6日、南クリル諸島クナシル島(日本名?9?9国後島)及び周辺に軍人2000人を派遣し、テロ対策訓練を開始した。日本メディアによると、ロシアの軍事演習は今週末まで続くとみられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月8日